CHERRY BLOSSOM CHERRY BLOSSOMケアマネ業務支援

ケアマネジャーの仕事内容と1か月の業務の流れ

ケアマネジャーの仕事は「ケアプランを作る人」と説明されることが多いですが、実際の業務はもっと幅があります。1か月のサイクルに沿って、何をしているのかを整理します。

最終更新:2026-08-03

ケアマネジャーとは

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護を必要とする人が適切なサービスを利用できるよう、ケアプランを作成し、サービス事業所との調整を行う専門職です。

働く場所によって役割が変わります。もっとも多いのが居宅介護支援事業所に所属し、在宅で暮らす利用者を担当する「居宅ケアマネ」です。ほかに、介護保険施設に所属する「施設ケアマネ」、地域包括支援センターで介護予防を担当する形もあります。

主な仕事の内容

業務内容
相談・受付利用者や家族からの相談を受け、契約を結ぶ
要介護認定の申請代行申請書の作成・提出を代行する
アセスメント居宅を訪問して課題分析を行う
ケアプランの作成第1表〜第3表を作成し、同意を得て交付する
サービス担当者会議関係者を招集して検討し、第4表に記録する
サービス事業所との調整空き状況の確認、日程調整、情報共有
モニタリング月1回以上、居宅を訪問して面接し、記録する
給付管理利用票・別表の作成と国保連への伝送
入退院時の連携医療機関との情報のやりとり
記録支援経過をはじめとする各種記録の作成・保管

この一覧を見るとわかるとおり、ケアプラン作成は業務全体の一部です。実際には調整と記録に多くの時間が費やされます。

1か月の業務サイクル

時期主な業務
1日〜10日給付管理の山場。前月分の実績を確認し、給付管理票を作成して国保連へ伝送する
10日〜20日モニタリング訪問の中心期間。並行して新規相談への対応、担当者会議の開催
20日〜月末翌月のサービス利用票を作成し、事業所へ提供票を交付。未訪問・未記録の利用者を洗い出す
随時入院・退院、状態の急変、区分変更などの割り込み対応

この周期の中に、予定できない割り込みが入ります。利用者の入院、家族からの緊急の相談、サービス事業所からのトラブル連絡。ケアマネジャーの業務が読みにくいと言われるのは、この割り込みの多さが理由です。

1日の動き(居宅ケアマネの例)

時間動き
8:30出勤。メール・FAXの確認、当日の訪問先を整理
9:00事業所への連絡、日程調整。前日の記録の仕上げ
10:00モニタリング訪問(1件目)
11:00モニタリング訪問(2件目)
12:00移動しながら昼食
13:30サービス担当者会議に出席
15:00新規利用者の初回相談・契約
16:30帰所。訪問記録の作成、給付管理の処理
17:30翌日の準備、退勤

訪問が1日3〜4件入ると、記録を書く時間が夕方以降にまとめて残ります。記録作業をどれだけ日中に分散できるかが、残業を減らす鍵になります。

必要な資格

ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修を修了して都道府県に登録する必要があります。

受験には、介護福祉士・看護師・社会福祉士などの国家資格に基づく業務、または相談援助業務に通算5年以上かつ900日以上従事した実務経験が必要です。登録後は5年ごとの更新研修が必要になります。

受験資格・研修の要件は制度改正で変わることがあります。受験を検討される場合は、都道府県の最新の案内をご確認ください。

大変だと言われる理由

このうち書類作成の負担は、道具で減らせる部分です。手書きやExcelで毎回同じ情報を書き写している作業は、フォームに入力して出力する形に変えるだけで時間が変わります。

一方で、利用者と向き合う時間、関係者と調整する時間は減らせません。だからこそ、減らせるところを減らす意味があります。

制度改正についての注意:介護保険制度は概ね3年ごとの報酬改定に加えて期中の改正もあり、様式・加算の要件・単位数は変更されることがあります。実際の運用にあたっては、必ず厚生労働省の最新の告示・通知と、保険者(市区町村)の定める様式・取扱いをご確認ください。

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