CHERRY BLOSSOM CHERRY BLOSSOMケアマネ業務支援

ジェノグラムの保存・再編集・共有と個人情報の扱い

ジェノグラムは一度作って終わりではなく、更新しながら何年も使う記録です。どう保存し、どう共有し、どこまで気をつけるべきかを整理します。

最終更新:2026-08-03

2種類の保存を使い分ける

作図ツールの「保存」と「画像保存」は、目的が違います。混同すると後で困ります。

作図データの保存画像保存
形式JSON などのデータファイルPNG などの画像
用途後から開いて編集を続ける他の書類に貼る/印刷する
編集できるできない
残すべきか必ず残す都度作り直せるので必須ではない

画像だけ残して作図データを捨てるのが、いちばんよくある失敗です。半年後に「次男を追加したい」となったとき、一から描き直しになります。

本ツールでは、「保存」で作図データをファイルとして書き出し、「開く」からそのファイルを読み込んで続きから編集できます。ファイルなので、事業所の共有フォルダにも置けます。

ファイル名の付け方

利用者が増えると、ファイル名で探すことになります。事業所でルールを決めておくと、後任者も迷いません。

古い版を上書きせず残しておくと、家族の状況がいつ変わったのかが後から追えます。運営指導で経緯を聞かれたときにも役立ちます。

いつ更新するか

更新のきっかけを決めておかないと、初回作成のまま何年も放置されます。次のタイミングで見直します。

更新したら、図に入れた作成日も直すのを忘れないようにします。日付が古いままだと、更新されていない図と区別がつきません。

要配慮個人情報として扱う

ジェノグラムが他の記録と決定的に違うのは、サービスを利用していない第三者(家族)の情報を含む点です。しかも病歴、障害、依存症、死因、家族間の対立といった、機微な内容が中心になります。

その家族は、自分の情報が図として記録されていることを知らない場合があります。この前提に立って扱います。

書く範囲を絞る

支援に必要な範囲にとどめます。「長男が過去に借金を作った」といった情報は、それが現在の支援に影響していなければ書く必要がありません。興味深い情報と、必要な情報は違います。

見せる相手で粒度を変える

場面考え方
本人・家族に見せる対立関係などの記載は慎重に。本人の目の前で家族評価を示すことになる
サービス担当者会議で配る支援に必要な範囲に絞る。回収するかどうかも決めておく
医療機関へ提供する本人・家族の同意を得たうえで。提供した事実を記録に残す
事業所内での共有担当者以外がアクセスできる状態が適切かを確認する

保存先を把握しておく

使っているツールが、入力内容をどこに保存しているかを把握しておきます。端末内なのか、事業者のサーバーなのか。事業所として導入するなら、これを説明できる状態にしておく必要があります。

本ツールで「保存」した作図データは、お使いの端末にファイルとして書き出されます。そのファイルをどこに置くかは、事業所の管理下で決められます。

個人情報保護法上の取り扱いや、事業所として必要な措置については、保険者や所属団体の指針もあわせてご確認ください。

担当交代のときに渡すもの

引き継ぎでジェノグラムを渡すときは、図だけでなく次の情報も添えます。図からは読み取れないものです。

作図データのファイルごと渡せば、後任者が続きから更新できます。画像だけ渡すと、後任者は一から描き直すことになります。

記載例はジェノグラムの書き方の例にまとめています。

ジェノグラムを、ブラウザで描く

CHERRY BLOSSOM なら、人物記号と関係線を選んで置くだけでジェノグラムとエコマップを作図でき、画像保存・印刷ができます。要介護認定申請書などの書類作成も同じツールで完結。インストール不要・月額550円(税込)、はじめの14日間は無料です。

14日間無料ではじめる