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ジェノグラムの印刷|用紙・レイアウトと記録への綴じ方

画面で作った図も、実務では紙にして使う場面が残ります。担当者会議の資料、医療機関へ渡す添付資料、ファイルへの綴じ込み。印刷で困らないための整理です。

最終更新:2026-08-03

用紙サイズをどう選ぶか

用紙向いている場面注意
A4 縦アセスメントシートや記録に綴じる横に広い家族図だと窮屈になる
A4 横3世代・きょうだいが多い家族他の書類と向きが違うと綴じにくい
A3担当者会議で全員が見る折らないと綴じられない

迷ったらA4 横が扱いやすいです。ジェノグラムは横に広がる図なので、縦だと縮小率が上がって文字が読めなくなります。

記録に綴じる分は A4 縦の書類が多いので、A4 横で出したものを90度回して綴じるか、縮小して A4 縦の下半分に貼るという運用がよく見られます。事業所内でどちらかに決めておくと迷いません。

印刷前に整えること

  1. 全体表示にして、はみ出しがないか見る — 画面外に図形が残っていることがある
  2. 余白を取る — 図の周囲に余白がないと、綴じ穴や製本テープで一部が隠れる
  3. 文字サイズを確認する — 縮小して印刷されるので、画面で適正でも紙だと小さい
  4. 凡例を入れる — 特にエコマップは線種の意味を図の隅に添える
  5. 作成日を入れる — いつ時点の家族構成かが後から分かる

とくに作成日は忘れられがちですが、重要です。ジェノグラムは時間とともに変わります。日付のない図は、1年後に「これは今も正しいのか」が判断できません。

印刷が崩れるときの対処

症状原因と対処
図形が印刷されないExcel の場合、図形のプロパティで「オブジェクトを印刷する」がオフになっている
右端が切れる1ページに収める設定になっていない。または余白が狭すぎる
文字が小さすぎて読めない縮小率が高い。用紙を A4 横か A3 にするか、図をコンパクトに組み直す
線が薄くて見えない線の太さが 0.5pt 以下。1pt 以上にする
背景の方眼が一緒に出る作図ツール側のグリッドが印刷対象になっている。印刷設定を確認
余白が大きすぎて図が小さいプリンタ側の「フチなし」「用紙に合わせる」設定を見直す

本ツールの印刷は、画面のパレットやメニューは出力されず、作図した図だけが印刷されます。ブラウザの印刷ダイアログで用紙サイズと向きを選んでください。

画像として書き出して貼る

印刷ではなく、他の書類に貼り込みたい場合は画像として保存します。本ツールでは「画像保存」から PNG ファイルとして書き出せます。

使い道はこんなところです。

PNG は拡大しても線がぼやけにくいので、あとで大きく印刷する可能性があるならこちらが安全です。

紙にしたあとの取り扱い

ここが実務でいちばん抜けやすい部分です。ジェノグラムは本人以外の家族の、病歴や家族間の対立まで含む紙になります。

事業所として、ジェノグラムを紙で持ち出す際のルールを決めておくことをおすすめします。決まっていないと、担当者ごとの判断になります。

保存や共有の考え方はジェノグラムの保存・共有で詳しく整理しています。

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